こんにちは。二日酔いのyamatoです。
さて今回は次回に引き続き、ベトベトバッグのワケについてゆるく解説して参ります。
バッグがベトベトになるワケ
前回、日本の気候が合っておらず、カビによって革がベトベトする、ということを述べました。
ひどいものはブルーチーズのようなカビが生えたり、
ケセランパサランのようなカビがドバーッて生えます。 😥
さらにもっと言いますと、
ベタベタの理由として、合皮劣化によるベタベタや、作成時の接着剤がにじみ出る、ということも挙げられます。
え?合皮? 😯
高級バッグに合皮が使われているのは本当か嘘か
私はあくまでハイブランド店の一員であり、企業側の人間ですが、
デメリットを伝えるのは販売員の義務ですので述べさせていただきます。
私はよく店頭でこういったことを聞かれます。
「ここのブランドは合皮ですか?」
いいえ、違います。と、お答えします。
ブランドによっては儲からない本革を使うところがほとんどです。しかしながら、合皮が含まれる商品を取り扱うブランド店は確かにあります。代表的なのはルイヴィトンです。
よくルイヴィトン信者の方に「いいや!合皮なんか使ってない!」と言われますが、
いいえ、使ってます。
ルイヴィトンのバッグの中、ライニングと言われます内側の素材には本革も使用されますが、
アルカンタラと呼ばれる人口のスエード素材が使用されてます。
また、ポケット等には合成皮革が使用されております。
ちゃんとフランス語タグに明記されてますので、ぜひご確認ください。
その3 合皮じゃ悪いか! に続きます。