ラグジュアリー需要は下降気味。現アメリカにみる消費の変化 その2

こんにちはyamatoです。

さてアメリカの需要の変化について続きを述べて参ります。

アメリカのラグジュアリー消費は現地人ではない

総じて、ラグジュアリー需要が減るという危機感を述べてまりましたが、そもそもそう思った経緯はやはりアメリカにあります。

マスターカードの調査によりますと

2016年11.12月ラグジュアリー業界売り上げ 前年比▲12.9%

とのこと。アナリスト曰く「アメリカ人はラグジュアリー思考ではない」との意見も目立ちます。

米国におけるラグジュアリー商品のほとんどは観光客にいきます。

それがここのところのドル高で需要が減っており、業界がヒーヒーいってるころではないでしょうか。

こういった背景もあり、ハイブランド全体として先行きや売り上げが不透明な時期に差し掛かっております。

加えて、、、

都会のトレンドがスポーティに再フォーカスしたことにより、スポーツブランドが攻めに出てますね。

百貨店ではヨガウェアのコーナーが拡大し、セレクトショップでは大手アウトドアブランドの取り合いがなされています。

ラグジュアリー業界も新作バックパックやスニーカーを出すものの、

「それってハイブランドだよね」感

が出る品々ばかり。

アディダスの白スニーカーには勝てません。

つづきます。